2019-11-27 第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
もともと我が国は四島一括返還をずっと求めてきたわけでありますが、一九五六年の日ソ宣言というのは、二島返還ということに方向転換をしたのかということになるわけでありますが、そういう判断になったのかということ。
もともと我が国は四島一括返還をずっと求めてきたわけでありますが、一九五六年の日ソ宣言というのは、二島返還ということに方向転換をしたのかということになるわけでありますが、そういう判断になったのかということ。
それは、五六年の日ソ宣言にいわば戻るわけです。 空白の何十年とは申しません。これを文書で認めさせたのもいい。しかし、大臣、まずロシア側に正式にどちらに帰属をするものであるかということを認めさせることは極めて重要なんじゃないですか、少なくとも歯舞、色丹。択捉、国後については全く日ソ共同宣言では触れていないわけですからなおのことだと思いますけれども、いかがですか。
一九五六年の日ソ宣言は、日ソ両国によって批准され発効した日ソ間の条約でございます。これがソ連側の一方的な通告によって条約に基づく義務から逃れることはできないということは、極めて当然のことでございます。したがいまして、ソ連側はこの日ソ共同宣言第九項に規定されました我が国に対する歯舞、色丹両島を引き渡す義務に拘束されているというふうに考えているところでございます。
さらにまた日ソ宣言その他三条約の扱い方、それらについていろいろな話し合いがなされ、特にスト禁法については、私が今さら言うまでもなく、今までにない、前例を破った、開会式の前に委員会審査省略の手続をとられ、本会議に緊急上程する手続をとられる、こういう異例な措置をとってこられたので、私どもも実は腹に据えかねて、いろいろと皆さんと御相談を申し上げた結果、終局的には政府も反省せられて、みずからこれを撤回し、あらためて
日ソ宣言批准のときに当り、私は竹島に対する政府の決意と対策とをお伺いいたしておきたいのであります。 以上、私は時間の許す範囲において問題の中心点を伺いました。わが社会党は本日韓問題に重大関心を持っておりまするから、先日対韓対策を発表して政府の善処を要望いたした次第であります。この際、超党派的な立場から政府の誠意ある答弁を求めまして、私の緊急質問を終ります。
第二点は、日ソ宣言等批准の後に、いよいよ国連加盟が実現いたしました暁において、まずわが国が第一に主張すべきは、いかなる問題であるとお考えでありましょうか。国連における日本の第一声は何でありましょう。われわれはこの原水爆禁止の問題こそ、第一声であるべきと考えますが、外相は、儀礼的あいさつは別として、何を第一に取り上げられるお考えであるか承わりたいと存じます。
今回の日ソ宣言の中に、日ソ両国とも賠償の請求権を放棄するという項目が入っておるわけです。従いまして、両国間においては、一応賠償請求権は放棄しても、残る問題は、日本の国民が、ソ連の関係領域内において、私有財産をそこに掻いて帰っておる。
弱い方でありますので、できるだけ早く内地へお迎えすることが必要である、こういう観点から、二十名程度だけであれば小さい船でよいのですが、むしろ費用は少しかかるけれども、この機会に——どうせ今度の日ソ宣言の批准は近いうちにできる見込みなのでありますから、さらにこれに合わせて、もっと多数の人を帰してもらいたい、こういうような折衝をなすべきじゃないかと思うのです。
総理は、この際率直にお答えを願いたいのですが、あなたは一体スト規制法の方が緊急やむを得ない必要なものとして、これが実は大事でありますか、それとも日ソ宣言案が大事でありますか、どちらを緊急に大事とお考えになっておりますか、この点を率直に一つお伺いいたしたい。
そういう手続を全然とらずに、私ども与党の、あなた方の国会対策委員長との間には、まあ一つ日ソ宣言が総理の説明があり、そうして特別委員会にこれが付託されたら、あなた方の方も、出すなと言うたとて出しましょうから、スト規制法をそれから一つやりましょうと、そういうふうにして、できるだけ円満にやりましょうということで話をして、できるだけそういうことでいこうということで——これは別にあなたの方の党議でもありません
さいぜんも私が総理に質問いたしました通り、われわれ今度の国会では、日ソ宣言案は何よりもすみやかに批准承認の手続をとらなければいかぬ、議決をやらなければならぬとわれわれも考えて意気込んでおったのです。そこへあなた方の方からは、特に緊急を要するというこの国会法のただし書きを利用して、これが委員会審査省略で提出されておるわけです。
日本共産党は現在中ソ宣言にこたえる平和運動の発展ということをきわめて重要視し、なかんずく当面中ソ両国の平和五原則を守るような、いわゆる平和共存政府をつくるということに全党をあげて取組んでおるのであります。
又中ソ宣言については、これは世界的にその宣言なるものが空虚であり、そうして又これは、外国においての一般の批評でありますが、この宣言なるものは、共産主義国のタクチツク、戦術は始終違うが、併しながらその目標は同じであるということを言い、又次に四カ国会議という提言は、これまた列国が拒否することになつていることは諸君御承知の通りであろうと思います。